※来院時は、必ず窓口で順番をお取り下さい

夜泣き

夜泣き

夜泣きとは

夜泣きは、通常生後6ヶ月ごろから、早いと生後3~4ヶ月頃から始まります。日中は機嫌が良くても、夜になると毎晩のように泣き出します。夜泣きは2歳を過ぎる頃になるとほとんどなくなります。

夜泣きの原因

夜泣きの原因は、はっきりと解明されていませんが、月齢によって夜泣きの原因は異なります。

 
  • 新生児~6カ月

    お腹が空いた、暑い、寒い、おむつが不快など、新生児から6ヶ月頃までの赤ちゃんは、これらの不快感を泣くことで周囲に知らせます。この時期の夜泣きは、厳密には夜泣きに分類されません。また、おっぱいが欲しくて泣いていても授乳したら泣き止み、すぐ寝るのであれば、これも夜泣きではありません。

  • 6カ月から1歳

    この時期になると脳は急速に発達します。起きているときに脳が受けた刺激を、睡眠中の脳が処理しきれず目が覚めてしまい、夜泣きにつながることが考えられます。また、夜間断乳や卒乳をし始めている場合は、ママさんのおっぱいがないことにストレスを感じて夜泣きが酷くなるケースもあります。

夜泣きの対策

  • 朝は早く決まった時間に起こす

    人間の体は太陽の光を浴びることで覚醒します。睡眠と覚醒のリズムを作るために、朝は7時までに起きる習慣をつけるのが良いでしょう。また、目が覚めたら太陽の光を部屋に取り入れるようにしましょう

  • 夜は決まった時間に寝る

    寝る1時間位前にお風呂に入れる。ベッドでは子守唄を歌ってあげるなど決まったルーティーンをすることで、赤ちゃんのからだに覚えさせることが大切です。

夜泣きの治療

 

お子さんの睡眠は、脳の発達の為にもとても重要ですので、日常生活の習慣の対策を行っても改善が見られない場合は、薬物療法を試みます。一般的に漢方薬などが良く用いられ、よく効果を示します。

小児科の主なよくある病気